NPO法人住育コミュニティ(京都府京都市、宇津崎光代理事長)は3月10日、東京・新宿明治安田生命ホールで設立10周年を記念した講演会「住育コミュニティ in 東京」を開く。
「住育」は、健康な住生活の実現や健全な住文化の継承が図れるよう「住」について考える習慣やその知識を養うこと。当日は元宮城県知事で慶應大学総合政策学部教授の浅野史郎氏を進行役に迎えてパネルディスカッションを行い、住育の視点を取り入れて生き方が変わった、家族が仲良くなった、幸せになったという全国の生活者の声を紹介する。
記念講演は住育の提唱者・研究者の宇津崎光代氏、宇津崎友見・せつ子氏と神奈川大学名誉教授の松岡紀雄氏が登壇。「住育は日本再生の突破口」と位置付け子育てや家事、二世帯同居や介護のあり方など日常生活見直しのヒントを提示するとともに、これからの家族・社会の絆に対してメッセージを発信する。
当日券1300円(中学生以上)、前売り券1000円で、先着順に受け付け、定員340人。問い合わせは蕋075・705・0707まで。詳細は同NPOのホームページで。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。