厚生労働省が5月27日に発表した2023年の「労働災害発生状況」によると、全産業の労働災害による死亡者数は755人で過去最少となった。このうち建設労働者は223人で、前年よりも58人(20.6%)減少している。一方、休業4日以上の死傷者数は13万5371人(同3016人増)となり、3年連続で増加した。このうち建設労働者の死傷者数は1万4414人で125人減少している。
建設業の業種別では、死亡者数は土木工事業が87人(前年比21人・19.4%減)、建築工事業が98人(同19人・16.2%減)。死傷者数は、土木工事業が3852人(同90人・2.3%減)、建築工事業が7510人(同96人・1.3%減)だった。
記録的猛暑による熱中症も
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