厚生労働省がこのほど公表した「女性活躍に関する調査報告書」によると、建設業で男性の育児休業の取得が進んでいる。約3割が「男性の利用者あり」と回答したほか、男性の全員が利用する企業も3割近くに上っている。全産業平均(利用者あり・41.2%)には届かないものの、建設業でも男性の育児休暇の取得が浸透してきている様子がうかがえる。
同調査は、企業規模別に5000社ずつウェブ調査を依頼し回答を得たもの。調査期間は2023年12月14日~24年1月31日。有効回答数は2738件(有効回答率18.3%)。建設業からも「30~99人」規模の企業を中心に一定割合の回答を得ている。
(※以下の統計は建設業のみの数値)
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