新産住拓は、先進的窓リノベ事業の開始早々から同事業の活用に取り組み、窓リノベを積極的に提案している。補助金活用に関するセミナー、DMやOB顧客向けコミュニティなど多様なチャネルで告知を行い、受注を獲得。築10年以上のOB顧客からの引き合いも多く、総合的な提案・情報提供から関係性構築・強化にもつながり、全社的なシナジーを生み出し続けている。
活用・受注の第一歩は認知度
自社の持つあらゆるチャネルで発信
同社では、過去最大規模の補助事業となる先進的窓リノベ事業を活用した提案を積極的に展開することを、事業開始前から決めていた。リフォーム・アフター事業部部長の坂本憲昭さんは「社内で意識を統一し、年間100件の受注を目標」としたそうだ。
一方で同事業を受注につなげていくには、まずは生活者に制度の概要を知ってもらわなければならない。そのため、 “住まいを快適にするリフォーム”と題した補助金活用セミナーを企画した。OB顧客にはダイレクトメール(DM)、新規にはウェブ広告を利用して告知。2023年は1~4月にかけて4回実施した。
また、オーナーズクラブ(OB顧客専用のポータルサイト)でも、補助金活用に関する情報をブログで発信。集客数・認知度向上を目指し、複数の集客チャネルを利用した複合的な広報戦略を展開した。
リフォーム課課長の山本雄一さんによると、特に多いのは「築10年以上のオーナーからの受注」。「当事業部からの提案や情報提供が、全社的な評価や取り組みにもつながっているため、リピートの積み重ねを大切にしていきたい」として、OB顧客との関係性は今後も強めていきたい考えだ。
実測結果や概算見積もりを提示し
費用感と改修の効果を訴求
特に効果が高かったのは・・・
この記事の続きは、『新建ハウジング別冊・月刊アーキテクトビルダー6月号(2024年5月30日発行)異業種の手法を60字で学ぶ 住宅ビジネス[超]ヒント集』(P.24〜)でご覧ください。
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