乃村工藝社(東京都港区)、三菱地所(東京都千代田区)、三洋工業(東京都墨田区)、リンレイ(東京都中央区)、丸山金属工業(千葉県船橋市)は、国産材CLTを仕上げ材に使った新しい床材「WOOD FLOOR UNIT 3.2(仮称)」を共同開発。製造・販売はMEC Industry(鹿児島県)が担う。特許出願中。
床下に電源や通信用配線、空調設備機器を収納できるフリーアクセスフロア。
仕上げに南九州産スギを主原料としたCLTパネルを使うことで、意匠性と強度を確保した。これを100平米施工することで約3.2tの炭素固定(CO2換算)が可能になるとする。
表面には、木の香り・手触りを残しつつ、汚れを防ぐ特殊コーティングをほどこしている。
表面に金物が見えない仕様になっており、カーペットを貼らずに容易に施工できる。
ホックコネクト式:497×497×厚36mm、約4kg。サイド篏合式:497×497×厚54mm、約6kg。
第1弾として、三菱地所が新丸ビル(東京都千代田区)にて運営するイノベーション施設の一部に敷設している。
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