すべての職種で「不足」8カ月連続　4月建設労働需給

国土交通省は5月27日、「建設労働需給調査結果」の4月分を発表した。全国の8職種の過不足率は1.1％の不足となり、3月と比べ0.5ポイントと不足幅が縮小。前年同月（0.7％不足）比では0.4ポイント不足幅が拡大した。

職種別の状況では、8カ月連続ですべての職種で「不足」となった。鉄筋工（建築）の過不足率について対前年の増加幅が大きくなっている（マイナス0.1％→2.0％）。一方、かたわく工（建築）の過不足率は対前年の減少幅が大きくなっている（1.4％→0.2％）。

8職種の今後の労働者の確保に関する見通しについては、全国で「普通」となっている。

同調査は、2024年4月10日～20日までの間の1日（日曜、休日を除く）を調査対象日として、1406店・社の手持現場4974カ所、一般工1万393人を対象に調べたもの。

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