住宅金融支援機構は5月27日、住宅融資保険を活用したリバースモーゲージ型住宅ローン(【リ・バース60】)の2024年1~3月の利用実績を公表した。付保申請戸数は359戸(前年同期比89.1%)、付保実績戸数は352戸(同82.6%)、付保実績金額60.4億円(同91.4%)だった。取扱金融機関数(期末累計)は前年同期から3機関増の88機関となった。利用タイプはノンリコース型が99.2%、リコース型が0.8%だった。
申込者の属性は、平均年齢69.5歳、平均年収359万円。年金受給者53.2%、会社員25.1%、個人経営5.3%、会社役員6.7%、パート・アルバイト6.4%などとなっている。
資金使途は、注文住宅32.6%、借換え15.6%、新築マンション15.9%、戸建リフォーム22.3%、中古マンション8.4%など。資金計画(平均)は所要額3009万円で融資額1643万円、毎月支払額3.8万円となっている。「住宅または住宅ローンを必要とする理由」としては、住宅が古い49.9%、借換え15.6%、住替え16.4%などとなっている。
2023年度申請は1626戸
住宅金融支援機構は併せて【リ・バース60】の2023年度の利用実績を公表した。付保申請戸数は1626戸(同91.5%)、付保実績戸数は1382戸(同89.5%)、付保実績金額218.0億円(同91.5%)だった。取扱金融機関数は88機関。利用タイプはノンリコース型が99.5%、リコース型が0.5%。
申込者の属性は、平均年齢69.2歳、平均年収388万円。年金受給者52.4%、会社員23.4%、個人経営7.2%、会社役員6.2%、パート・アルバイト5.2%など。
資金使途は、注文住宅32.4%、借換え19.4%、新築マンション17.5%、戸建リフォーム17.8%、中古マンション7.4%など。資金計画(平均)は所要額3143万円で融資額1706万円、毎月支払額4.0万円となっている。「住宅または住宅ローンを必要とする理由」としては、住宅が古い45.1%、借換え18.8%、住替え17.0%など。
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