国土交通省は5月27日、2023年度の技術検定の合格者数を発表した。1級・第一次検定の合格者は4万3361人(前年度比19%減)、第二次検定は2万7933人(同14%増)、2級・第一次検定6万5416人(同9%減)、第二次検定は4万834人(23%増)となった。このうち2級・第二次検定の受検者・合格者はともに過去20年間で最多となっている。
検定種目別の最終合格者数は、「土木施工管理」1級が9060人、2級が1万6583人、「建築施工管理」1級が6544人、2級が6999人、「電気工事施工管理」1級が4527人、2級が2816人、「工事施工管理」1級が4471人、2級が8552人、「電気通信工事施工管理」1級が2138人、2級が1290人、「造園施工管理」1級が629人、2級が1401人、「建設機械施工管理」1級が564人、2級が3193人となっている。
このうち「建築施工管理」は、1級・第二次検定の受検者が1万4391人で、前年度から1381人増加。合格者数は666人増加し、合格率は45.5%だった。2級・第二次検定の受検者は2万1859人で、前年度から6950人の増加。合格者数は925人の減少となり、合格率は32%となった。
第一次検定の合格者は「技士補」、第二次検定の合格者は「技士」を称することが可能となる。また、1級の技士補のうち主任技術者要件を有する者については、監理技術者の職務を補佐する者になることができる。
今年度から受検要件などが変更
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