サンケイビル(東京都千代田区)は5月28日、木造中高層オフィス「(仮称)秋葉原木造オフィスビル計画」の開発に着手したと発表した。着工は2025年1月中旬、竣工は2026年3月下旬予定。
同社初の木造中高層建築物で、木造・鉄骨造のハイブリッド構造の9階建て。敷地面積169.27㎡、延床面積1017.04㎡。熊谷組の新技術である木質耐火部材を採用し、日本初の1.5時間耐火構造梁を使用したビルを実現する。内装は木質化やCLT床で木を感じられる空間とする予定。1・2階を共用部とし、オフィステナントや地域に開かれた場として提供。木造建築の魅力を発信するとともに、新たな景観を創出する。
計画地は、東京メトロ日比谷線「秋葉原駅」徒歩6分、都営新宿線「岩本町駅」徒歩6分、JR各線・つくばエクスプレス線「秋葉原」駅徒歩9分など、4駅7路線が利用可能。交通利便性に優れつつも、神田川に面する落ち着きのある立地。
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