ジェクトワン(東京都渋谷区)はこのほど、同社が展開する空き家事業「アキサポ」において、神奈川県川崎市中原区にある築66年の一戸建て物件を、産前産後ケアを行う施設「あゆむ庵」として再生した。木造瓦葺2階建て、延床面積は71.16㎡(1F:64.72㎡ 2F:26.44㎡)。
今回再生したのは、約1年間空き家となっていた物件。もともと駐車場がなかったが、再生にあたり施設として駐車場を設ける必要があったため、広い庭を活用し普通車が1台置ける駐車場を新たに設置。また、もともとの古民家のような佇まいを維持しつつ、使い勝手を良くするため、古くなった水回り、壁や床、天井などのインフラ部分を一新した。そのほか、不要な木の伐採や白アリ対策を行った。
「あゆむ庵」は、地域密着型の産前産後ケア施設。産前産後の親子をはじめ、子どもから大人まで触れ合える多世代型のコミュニティスペースを兼ね備えている。地域の人々が気軽に寄れる “まちの保健室”のような拠点を目指していくとする。
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