LIXIL(東京都千代田区)は2月、全国の工務店向けに低炭素住宅の認定制度にかかる申請業務をトータルで支援する「認定低炭素住宅 適合サポート」を開始する。
昨年12月4日に都市低炭素化促進法が施行され、低炭素住宅の認定制度がスタート。躯体の断熱性能を次世代省エネ(平成11年)基準相当にする、一次エネルギー消費量を省エネ基準より10%以上削減するといった要件が設けられ、これらをクリアして認定を取得すると税制や住宅ローン、容積率の緩和の優遇措置を受けることができる。
新サービスは、木造戸建て住宅を対象に、断熱性能・一次エネルギー消費量の計算、その基準をクリアするために必要な建物・設備仕様の検討から申請図書の作成まで、低炭素住宅の認定申請にかかる作業を総合的に支援するもの。
サポート内容は次のとおり。設計図書記載事項漏れチェックおよび仕様アドバイス/認定申請書の作成/技術的審査依頼書の作成/設計内容説明書の作成/技術的審査に必要な計算書の作成/使用部材のカタログ、認定書の添付/登録住宅性能評価機関への技術的審査代行申請/評価機関から交付された適合証の送付。
価格は1棟あたり13万円 ~。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。