積水ハウスは5月24日、サイバー攻撃で顧客約11万人分の情報が流出したと発表した。住宅オーナー向け会員制サイトのセキュリティー設定に不備があった。同社は、登録する残りの約46万人分の流出についても可能性を否定できないとしている。
流出した情報は、会員のメールアドレスとログインID、パスワード。過去の在籍者を含む従業員ら約18万人分のパスワードなども漏えいした。
21日にサーバー業務を委託している業者から会員制サイトへのアクセス数が急増していると連絡があり、調査の結果、情報流出が判明した。同社は23日、サイトの運用を停止。大阪府警に相談するとともに、顧客に順次連絡している。
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