建物評価研究機構(東京都千代田区)は、宅建業者を対象に、適正な住宅査定評価を行うことができる「THK住宅査定システム」と、同システムを利用する人材を育成する「住宅査定士認定講座」を4月から開始した。
「THK住宅査定システム」は、良質な既存住宅を的確に査定評価し、売主・買主どちらにとってもわかりやすいことを目指した住宅査定システム。住宅の部位ごとの質、耐震・断熱性能、部位ごとのリフォーム、デザイン性なども査定に反映され、残存耐用年数も明らかになるという。
このシステムを利用するためには、同機構が主催する「住宅査定士認定講座」をeラーニングで受講し、住宅査定士の資格を取得する必要がある。
受講資格は、宅地建物取引士、建築士、不動産鑑定士。査定実践講座の開催も予定している。
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