福井コンピュータアーキテクト(福井県坂井市)とフォトラクション(東京都中央区)はこのほど、住宅関連事業者向け新商品の共同開発に関する契約を締結。今冬ごろのローンチを目指し、開発を開始した。
2社は今後、設計支援ソフトである「ARCHITREND ZERO」と、建設支援クラウド「Photoruction」を基盤としたクラウド型の住宅プラットフォームサービスの提供を目指す。住宅プラットフォームサービスの実現により、各協力会社や住宅事業者、施主(消費者)間で分断されていた設計図書の確実な共有、施工状況の確認、遠隔での作業指示などを可能にする。これにより、住宅業界が抱える課題解決を図り、生産性向上を実現していくとしている。
フォトラクションは2023年7月に発表した成長戦略の中で、建設支援クラウド 「Photoruction」を基盤とした新たなサービスの提供を掲げてきた。その中で福井コンピュータグループとCAD・BIM、BPaaSの組み合わせを通じた、建設業への新たな価値提供に関して協議を重ね、住宅関連事業者向けの商品共創について基本合意するに至った。
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