大日本印刷(東京都新宿区)は、薄さと軽さを追求した高意匠・高耐候な内外装用のアルミ製スパンドレルを開発し本格販売を開始した。
同社は、木・石などの自然素材のリアルな表現やアルミの素材感を生かした金属化粧板「DNP内・外装焼付印刷アルミパネル アートテック(R)」(以下:アートテック)を2015年から展開している。その意匠性や耐候性はそのままに、今回は施工性とメンテナンス性を向上するスパンドレルを開発した。
アートテックを複数のロール金型の間に通して成型する「ロールフォーミング加工」により、従来製品よりも約50%軽量化。
また従来は、面幅を広くすると施工負担が抑えられる一方で意匠性に課題があったが、新商品は施工性と意匠性を両立させた。
アルミにフッ素塗料による焼付印刷をほどこしているため、化粧シート張りスパンドレルのように意匠層が剥がれる不安もないという。
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