住宅展示場協議会(東京都港区)と住宅生産振興財団(同)が5月17日に発表した4月の住宅展示場来場者組数は28万190組で、対前年同月比1.3%の増加となった。4月単月の合計が微増となった理由を、同協議会は「プラスとなった3エリアは新規・リニューアル展示場オープンによる効果の影響が見込まれるため。全国的に来場数が増加傾向にあるかどうかは、引き続き注視していく必要がある」とした。
増加した3エリアは、北海道、信越・北陸、近畿。北海道(14.6%増)は12カ月連続でマイナスが続いたが、2ケタ増に。信越・北陸は11.8%増、近畿は27.9%増となった。減少は5エリア。東北(11.9%減)、関東(3.3%減)、東海(5.7%減)、中国・四国(5.5%減)、九州・沖縄(9.9%減)が減少した。
4月の各エリアの来場者組数は以下の通り。カッコ( )内は対前年同月比の増減を表す。
北海道:5113組(+14.6%)、東北:3205 組(-11.9%)、関東:14万5171組(-3.3%)、信越・北陸:7473組(+11.8%)、東海:5万6457組(-5.7%)、近畿:5万4126組(+27.9%)、中国・四国:2923組(-5.5%)、九州・沖縄:5722組(-9.9%)。
※数字は住宅展示場協議会に加盟する住宅展示場における数字
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