大建工業(大阪市)は5月20日、床材や室内ドアなど、木質素材を使用する主要製品の一部において、製品ごとに含まれる炭素貯蔵量(二酸化炭素換算)を、製品カタログおよびWEBサイト上に開示したと発表した。
建築物等への木製品の使用は、カーボンニュートラルの実現や地球温暖化防止につながるとして、同社はこれまでも製造する「木質素材」の炭素貯蔵量を開示してきた。今回、一部の木質製品についても製品個別の炭素貯蔵量を開示するとともに、住宅一棟で使用する同社製品の炭素貯蔵量の総量をモデルケースとして算出・公開する(約2372kg-CO2)。
木質製品使用による炭素貯蔵量を表示し、環境への貢献度をわかりやすく見える化することで、木質素材・建材の使用を促進し、カーボンニュートラル実現に貢献するとしている。
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