「無印良品の家」を提供するMUJI HOUSEは、電気や水道などのインフラがなくとも生活できる移動式住宅のプロトタイプを開発。千葉県南房総市にある複合施設「シラハマ校舎」敷地内に設置し、5月から試泊体験の実証実験を開始した。試泊者からの住み心地や仕様、設備に関する要望を取りまとめて検証を行い、必要に応じて性能や設備も見直しながら、25年中に実用化を目指す。
同社は、2023年3月よりインフラ・カーボン・リビングコスト・災害リスクの4つのゼロを目指す「ゼロ・プロジェクト」を開始。インフラが整っていない場所でも、エネルギーを自給自足し効率的に利用することで、快適に暮らすことのできる住宅製品の開発を進めてきた。
実証実験に使用しているプロトタイプ住宅は・・・
この記事は新建ハウジング5月20日号6面(2024年5月20日発行)に掲載しています。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。