販売促進専門会社でルームフレグランスショップ「センシビリータ」を運営するプロジック(東京都渋谷区)は、住宅展示場やモデルルームの部屋を香りで演出するサービスを3月から開始する。
同社によると、これまでインテリアの一部としてフレグランスを設置していたケースはあったが、香りを使って来場者の満足度を高めようという販促の視点で香りを取り入れるのは業界初の試みだという。
新サービスでは、リビングやベッドルーム、玄関、洗面所だけでなく、エントランスや商談スペースなど各部屋にそれぞれの目的に合わせたデザインと香りのルームフレグランスを提案する。フレグランスは、センシビリータで展開する120種の香りから案件ごとに提案。また、来場者へのプチギフトや成約時の御礼ギフトとしてもフレグランスを取りそろえる。価格は、340円の小物から1万円台のリードディフューザーまで幅広く、オリジナルアイテムの制作も可能。
昨今「香り」に関する新商品が多数発売され、消費者の注目度も高まっている中、イタリア、ドイツより直接ルームフレグランスを輸入、販売する同社は、消費者の趣味嗜好の傾向を把握しており、日本人の好む香りを取り入れてより効果的な住宅展示場やモデルルームの販促活動を提案したいとする。
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