クリナップ(東京都荒川区)は、生産拠点の一つである岡山工場(岡山県勝央町)に自家消費型太陽光発電を設置し、4月から工場の使用電力への活用を開始した。
温室効果ガス排出量削減の一環として実施するもので、隣接する津山ショールームにもソーラーカーポートを設置。あわせて運用を開始し、再生可能エネルギーの使用を推進する。CO2排出量削減は年間284tとなる見込み。
また、年内には鹿島システム工場(福島県いわき市)の空調設備を、A重油によるものからCO2排出係数が低いLNG燃料に更新し、年間279tのCO2排出量削減を目指すとしている。
同社グループは昨年、「クリナップグループ環境ビジョン2050(CEV50)」を策定。湯本工場(福島県いわき市)への太陽光発電パネル設置や社用車へのEV車導入など、環境活動を推進しており、昨年11月には中期目標の「2030年度温室効果ガス削減目標」が、SBT(Science Based Targets)イニシアチブから認定された。
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