ダイキン工業(大阪市)は5月9日、1994年の社長就任から30年間経営のかじを取ってきた井上礼之会長(89)が退任し、取締役からも外れる人事を発表した。名誉会長兼グローバルグループ代表執行役員に就き、経営の第一線から退く。社長に竹中直文専務執行役員(60)が昇格し、十河政則社長(75)は会長に就任する。いずれも6月27日付。
竹中 直文氏(たけなか・なおふみ)は1986年ダイキン工業入社、2012年専任役員、常務専任役員などを経て2021年6月専務執行役員。同志社大工卒。大阪市出身。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。