建材設備の企画開発を行うtoolbox(運営:TOOLBOX、東京都新宿区)は、キッチン空間をすっきりと見せる天井埋め込み型の換気扇「天井スリットファン」を発売した。
建築事務所・Horibe Associates(ホリベアソシエイツ、大阪府高槻市)との共同開発品で、toolboxが2022年に実施した建築家の造作アイテムを商品化する「SPIN-OFFプロジェクト」から生まれた。
新商品は、天井裏に埋め込まれた換気扇に整流板のカバーをつけたアイテムで、スクエア状のスリットから換気して調理時の煙を吸い込む。
整流板の奥には換気扇と点検口が納まっており、見上げると幅20mmのスリットしか見えない。レンジフードが空間を遮ることがないため、天井高さを抑えた対面キッチンを計画する際には特に有効だという。
カバーは白い天井に合う「整流板ホワイトタイプ」と、天井面に応じて仕上げを変えられる「整流板仕上げタイプ」の2種類。
サイズW540×D540×H302(整流板W500×D500)。
税込7万2000円。
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