マイボイスコム(東京都千代田区)はこのほど、6回目となる「太陽光(ソーラー)発電」に関するインターネット調査の結果を発表した。回答者数は9403人、調査期間は4月1日~7日。それによると、太陽光発電システムの設置率は、「自ら検討して設置」「設置されている物件を望んで入居」「たまたま設置されていた」を合わせて約9%だった。中国地方は約16%と他地域よりやや高かった。設置時期は「10年よりも前」(50.9%)が半数強を占め、3年以内は約16%だった。
太陽光発電システムの設置理由(複数回答)は、「光熱費が節約できる」(71.6%)が最も多く7割強を占めた。次いで、「売電できる」(56.9%)、「自然エネルギーを活用できる」(41.6%)が続いた。「停電、災害時など非常時に電力が確保できる」(35.9%)は2015年以降増加傾向にある。一方「補助金制度が活用できる」は減少傾向で、「売電できる」も2018年以降減少している。
太陽光発電システムの魅力は「光熱費が節約できる」が52.3%、「自然エネルギーを活用できる」「非常時に電力が確保できる」が各30%台、「環境によい」「売電できる」が各20%台だった。不満・不安点は「費用がかかる」(65.9%)、「初期投資を回収できるか」(50.6%)など費用に関することが上位を占め、「費用対効果」「耐久性」「メンテナンスが大変」が各4割弱となった。
ZEHの居住経験は「現在住んでいる」「以前住んでいた」を合わせて約2%だった。これに「ZEHについて知っているが、住んだことはない」を合わせたZEH認知率は、2割強となることがわかった。「ZEHについて知らないし、住んだことはない」は56.4%だった。
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