建物はどのように燃えるのか。延焼を防ぐにはどうすればよいのか。東京消防庁安全推進部安全技術課の岩瀬弘樹氏と戸田博章氏への取材をもとにQ&Aにまとめた。
Q. 火災が広がらないための天井に関する配慮は?
A. 天井に火炎が回るのを防ぐには天井高を上げる。木板張りの天井は火炎が回りやすいので要注意
ケンジ 火災の広がりやすさは建物のつくりで変わるよね。火災を抑えるには火炎が燃え盛る前で消火しないとな。天井に火炎が回ると短時間で燃え盛る。これを防ぐには天井高は100㎜でも高いほうがいいな。
➡︎吹き抜けは火炎の経路にもなるため、高さがあっても火災が広がりにくいとは言えない
松太郎 天井の仕上げ材も天井面の火炎の広がりに影響するよ。木造住宅でよく見る薄い木板張りの天井は・・・
この記事の続きは、『新建ハウジング別冊・月刊アーキテクトビルダー5月号(2024年5月10日発行)天井上手は設計上手 おしゃれ天井超鉄板ディテール(P.52~)でご覧ください。
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