大成建設ハウジング(東京都新宿区)は3月1日、関東エリアにある同社施工の中古物件を対象にしたサポート制度「Familiar(ファミリア)サポートプログラム」を新設する。
同社はこれまで、2000年以降に契約したコンクリ系・木質系物件を対象に構造躯体と雨漏りについて保証期間を10年延長する「長期保証制度特約」、10年以降に契約したコンクリ系物件を対象に15年ごとにメンテナンスを行い最長60年まで保証する「パルコン60年安心サポートプログラム」というふたつの保証制度を設けて、アフターサポートを実施してきた。
新しい「ファミリアサポートプログラム」は、既存物件向け。コンクリ系住宅商品のうち保証期間が満了した物件または所有者が変更した物件を対象に有償点検を行い、一定条件をクリアした物件について築後60年まで、改めて定期点検+メンテナンスを受けることができる。中古物件を購入した人、物件の売却を考えている人でも加入できるのがメリット。この制度を利用して定期的な点検・メンテナンスを行い履歴情報を残すことで、建物の質や価値の長期維持が見込める。
また、リフォームや点検の割引特典、物件の売却・購入時にグループ会社(大成有楽不動産販売)の仲介サポートも受けられる。
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