地震の際の地盤の影響はどのくらいあるのか、地盤性状と上部構造との相性はどう考えるべきか。微動探査を手がけるBe-Do代表の戸成大地氏に取材。Q&Aでまとめた。
Q. 地盤の揺れやすさを計測することはできるの?
A. 微動探査により地盤の揺れやすさと硬軟のほか建物が地盤の固有周期と共振するリスクも判定
ケンジ 微動探査を用いれば地盤の揺れやすさが分かるよ。複数台の微動計を地面に置いて、ごくわずかな揺れを計測することで、地盤の揺れ方の特徴のほか地盤の硬さについても判定できるんだ。
➡︎測定に要する時間は2種類の計測を行って45~60分程度。費用は8万円前後(調査会社によって異なる)
松太郎 微動探査では、①地盤の揺れやすさ、②地盤の固有周期、③地盤のS波速度構造、の3つが分かる。①は敷地により2倍以上異なる。②が0.5秒前後などの周期だと・・・
この記事の続きは、『新建ハウジング別冊・月刊アーキテクトビルダー5月号(2024年5月10日発行)天井上手は設計上手 おしゃれ天井超鉄板ディテール(第2特集:木造再点検[超]そもそもQ&A P.46~)でご覧ください。
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