前田工務店(神奈川県海老名市)は「アトリエ設計事務所+工務店」という方針で活動する人気工務店。同社が手がける多様な空間表現の1つ、小屋組あらわしの天井をすっきりとまとめる手法について、近作のI邸を例に同社代表の前田哲郎氏に聞いた。
CGで空間イメージをすり合わせる
◉同社は敷地や建て主の志向性に合わせて個別性の高い建物を提案。一方で同社のスタイルを感じさせる共通の要素がいくつかある。その1つが小屋組をあらわしにした天井だ
◉I邸ではラワン仕上げと小屋組あらわしの2種類のCGを作成。日差しや周辺の建物のボリュームも再現してプレゼンした結果、小屋組あらわしの空間を建て主が選択した
➡この種の空間は建て主の好みが分かれる。プレゼン時にCGを作成し、イメージのすり合わせを行っておきたい
構造を整理して断熱工法を検討
◉小屋組あらわしをすっきりした印象にまとめるには、構造の整理が必要だ。モダンな空間には・・・
この記事の続きは、『新建ハウジング別冊・月刊アーキテクトビルダー5月号(2024年5月10日発行)天井上手は設計上手 おしゃれ天井超鉄板ディテール(P.34~)でご覧ください。
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