超高性能で小ぶりな平屋の提案が人気のCocoonホーム。延べ床面積30坪未満の住宅で、広がりを感じさせる天井の設計手法について、同社代表の白石章訓氏に話を聞いた。
勾配天井で高さ4mの空間をフル活用
◉同社では延べ床面積30坪未満の平屋が多い。高さ4mの空間をフル活用することをふまえて基礎断熱と屋根断熱を採用。通常は床下や小屋裏となるスペースも居住空間として活用
➡天井は屋根勾配に合わせた勾配天井が基本。一部の床を土台より下げることで、高さ4mのなかでロフトを組み込み、実質的に2層の空間を確保できる
◉屋根は切妻や片流れが多い。外観上の理由から2寸勾配程度になることが多いが、前述したように床を土台より下げることが容易なので、勾配を抑えながら小屋裏空間を確保できる
勾配天井で高さ4mの空間をフル活用
◉屋根断熱にはセルロースファイバー(デコスファイバー)を採用。吹き込み用シートを張るための野縁を組み、その下部に勾配天井用の野縁を組む。天井下地が2層になる
◉効率的に天井下地を組むため、まず・・・
この記事の続きは、『新建ハウジング別冊・月刊アーキテクトビルダー5月号(2024年5月10日発行)天井上手は設計上手 おしゃれ天井超鉄板ディテール(P.18~)でご覧ください。
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