タニタハウジングウェアの子会社で金属屋根材を製造販売する吉岡(宮城県仙台市)が、このほど、太陽光発電ができる屋根材を開発した。
屋根材と太陽光発電が一体化していることにより、施工時間の短縮、コストダウン、軽量化による地震や台風被害の軽減などのメリットがあるという。
同社は、東日本大震災による津波で工場が浸水したが、3カ月あまりで操業を再開、同時に太陽光発電ができる屋根材の開発も再開し、このたびの発表に至った。今後、JET認証取得や飛び火試験などを経て、今夏の発売を目指す。
同製品は、2月27日から開催する「エコハウス&エコビルディングEXPO」に参考出展する。
■エコハウス&エコビルディングEXPO
会期:2月27日(水)~3月1日(金)10:00~18:00(最終日17:00)
会場:東京ビッグサイト 東2ホール
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