大手銀行5行は30日、5月の住宅ローン金利を発表し、代表的な固定期間10年の基準金利を全行が引き上げた。日銀が年内にも追加の利上げを行うとの見方が強まっており、参考指標となる長期金利が上昇していることを踏まえた。
10年固定の最優遇金利は、三菱UFJ銀行が0.08%引き上げ1.06%、三井住友銀行が0.31%引き上げ1.70%、三井住友信託銀行が0.120%引き上げ1.345%、みずほ銀行が0.10%引き上げ1.50%、りそな銀行が0.14%引き上げ1.78%。
変動金利型は5行とも据え置いた。ただ今後、日銀が追加利上げに踏み切れば、変動金利型も引き上げる可能性がある。
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