インボイス制度を考えるフリーランスの会(東京都東村山市)が4月26日に公表したインボイス制度に関するアンケート調査によると、全回答者7018人のうち9割が同制度について「制度の見直しや中止を求める」と回答していることが分かった。さらに登録した事業者の6割は「価格転嫁が行えていない」と回答。特に建設・土木などの業種で「事業が成り立たなくなりそうだ」との回答も目立った。
同調査は、同会が4月26日に開いた会見の中で報告したもの。個人事業主、会社員などを対象に3月から4月にかけてオンラインで実施している。アンケートへの参加者は「フリーランス・個人事業主」(78.5%)、「経営者」(9.0%)、「会社員」(8.6%)など。このうち「建設・土木など」は10.4%、「不動産業」は2.0%、「電気・ガス・水道など」は1.4%を占めている。7018人のうちインボイス登録者は2740人、インボイス未登録者は4139人。
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