不動産情報サービスのアットホーム(東京都大田区)は4月25日、同社の不動産情報ネットワークで消費者向けに登録・公開された首都圏新築戸建ての3月の価格動向を発表した。
首都圏全体の平均価格は前月比0.9%増の4541万円で、3カ月ぶりに上昇。8エリア全てで前月比プラスとなり、神奈川県他は2022年10月以来17カ月ぶりに、2017年1月以降最高額を更新した。前年同月比は0.1%減と2カ月連続で下落し、5エリアが前年同月を下回った。
エリア別では、東京23区、神奈川県他、さいたま市で前月比の上昇率が1.0%超えとなった。前年同月比は23区が7カ月連続、都下は3カ月連続で前年同月割れとなっている。
今回から、四半期ごとに首都圏外8エリア(北海道、宮城県、愛知県、京都府、大阪府、兵庫県、広島県、福岡県)についても公表。
1~3月期は、愛知県が3357万円(前期比0.9%減、前年同期比1.6%減)、京都府が3552万円(同1.6%減、同0.2%減)で前期比・前年同期比ともに下落。北海道は3587万円(前期比1.2%増)、大阪府は3581万円(同0.5%増)、広島県は3365万円(同1.5%増)で、2017年Ⅰ期以降最高額を更新した。
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