ケイアイスター不動産(埼玉県本庄市)は4月25日、戸建て分譲住宅の全棟をZEH水準の仕様に変更したと発表した。
国が掲げる2030年度以降の新築住宅の省エネ性能向上と太陽光設備の普及目標に対応したもので、1月以降に仕入れた物件の断熱材、サッシ、住宅設備を事業エリアの気候に応じて変更し、ZEH水準仕様とした。2050年カーボンニュートラル実現に向け、エネルギー消費量の軽減と長期的なコスト削減に貢献するとともに、住宅の快適性を向上。1年中安定した居住環境とエネルギー効率が高い住まいを供給する。
国交省による子育てエコホーム支援事業や住宅ローンの金利に対する優遇措置など、ZEH住宅取得支援を利用することで、従来よりもZEH水準仕様の新築住宅を購入しやすくなっているとして、同社はこれらメリットを通じて、持続可能な住宅への関心と需要を高めていくとしている。
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