国土技術政策総合研究所(国総研)はこのほど、オールドタウン化が進行する郊外住宅市街地の再生を促進するための研究成果を、報告書にとりまとめて公開した。テーマは『成熟社会に対応した郊外住宅市街地の再生技術の開発』。事業者、地方公共団体などに向けて、郊外住宅市街地をより暮らしやすい環境に再生させるための技術的知見を収録している。全259ページ。
日本では高度経済成長期以降、マンション団地、戸建て住宅団地、ニュータウンが大量に供給され、郊外住宅市街地を形成されてきた。しかし近年、少子・高齢化の進展、住宅の老朽化、生活利便性の低下が進行し、その再生が社会的課題となっている。
報告書では、郊外住宅市街地の課題を15の項目に分け、再生の目的・方向性、研究開発上のニーズ、研究開発課題などを関連付けた。
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