LIXIL(東京都千代田区)が運営するリサイクル施設「LIXILエコセンター仙台」(宮城県仙台市)は1月21日、住宅リフォームで発生する廃材リサイクル事業をスタートした。キッチン、浴室、洗面台、トイレなどの水まわり設備、アルミサッシ、玄関ドア、エクステリア部材など、LIXIL製品に関わらずすべての使用済み建材の収集・リサイクルを行う。
同社は住宅リフォーム廃材の収集・再資源化事業として、2007年に愛知県常滑市に、11年に茨城県つくば市にエコセンターを開設。12年12月13日に宮城県の産業廃棄物収集運搬業許可を、同12月27日に仙台市の産業廃棄物処分業許可を取得したことを受けて、3拠点目となる仙台での廃材リサイクル事業に着手した。作業場は東日本大震災の津波で被災した建物をリノベーションして利用。手作業による徹底した分解・分別を行い、分別品種50種以上、マテリアルリサイクル率90%以上を目指す。なお、建築産廃が対象となるため、震災がれきは受け入れない。
■LIXILエコセンター仙台
住所:宮城県仙台市宮城野区蒲生2−2−24
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。