パナソニックホームズ(大阪府豊中市)はこのほど、地震の揺れで建物が全壊・半壊した場合に、同社が建て替え・補修を保証する「地震あんしん保証」を、居住用3階建て住宅の全構法に適用を拡大した。
適用拡大により、「地震あんしん保証」は、同社の居住用3階建て以下の住宅の全構法(制震重鉄ハイブリッド構造・制震鉄骨軸組構造・大型パネル構造・重量鉄骨ラーメン構造)に付帯されることになる。
新たに適用となった「重量鉄骨ラーメン構造(NS構法)」の3階建て住宅(戸建住宅・賃貸住宅・賃貸併用住宅)は、構造躯体の改良を行い、従来の柱(150㎜角)からさらに大きな200mm角の重量鉄骨柱を標準採用。大型柱の採用で地震による建物の変形量を抑え、ワイドスパンの空間対応力を確保しながら、住宅の品質確保促進法の住宅性能表示制度における耐震等級において、「倒壊防止」だけでなく、「損傷防止」においても最高ランク3を実現した。
「地震あんしん保証」は、地震の揺れで万が一建物が全壊・半壊した場合の建て替え・補修を同社が保証することで、顧客により一層の安心を届ける制度として2020年4月から展開。2023年4月からは保証期間を最長35年間に拡充した。
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