福井コンピュータアーキテクト(福井県坂井市)は、生産性向上に向けて躯体計画・仮設計画を大幅に強化したBIM建築設計・施工支援システムの最新版「GLOOBE 2024」を5月15日に発売する。
躯体計画においては、躯体図・躯体モデル作成を効率化。
寸法や記号の自動調整機能により文字の重なりを軽減し、柱符号の位置調整を省力化して躯体図の見やすさを高めた。従来の2DCADと比較して約60%の作業時間短縮になるとする。
また、フカシ・増し打ち表現も強化した。
仮設計画においては、入力作業を効率化。
足場の内側・外側基準の選択や水平・垂直方向への一括入力・削除が可能にするなど仮設モデルの入力作業を大幅に短縮、88条申請に必要な図面の作成を省力化する。
また、8社の次世代足場マスタをバンドル化。ダウンロードして正確な仮設モデルを容易に作成することができる。
このほか、2023年4月1日施行の改正建築基準法への対応を強化した。「階数に応じて要求される耐火性能基準の合理化」に対応する耐火性能の拡張や、容積率不算入対象区分追加による建築確認申請書の様式変更に対応する。
発売を記念して、6月14日13:30〜16:00までオンラインイベント「G-Styleフォーラム」を開催予定。詳細は同社ホームページで。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。