大日本印刷(東京都新宿区)は、表面コーティング層に植物由来の原料を一部使用した化粧シート「DNP EBオレフィンシート サフマーレ バイオマス仕様」を開発した。
マンションや各種施設等の室内ドアや収納・内装向けの化粧シートに、環境に配慮したタイプを追加。
シート基材に塗布する各種機能性材料に、電子線(=EB)を照射して耐傷性や耐汚染性、加工性を高める独自のEBコーティング技術を発展させ、表面層のコート剤にバイオマス成分を10%以上含有した。
従来シリーズと同様、木目・抽象柄などの意匠性とエンボス表現を両立。さらに、バイオマス原料では難しいとされてきた耐傷性・耐久性を確保し、耐候試験により既存製品と同等の耐久性を確認している。
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