総務省が4月12日発表した2023年10月1日時点の人口推計によると、日本の総人口は1億2435万2000人で、前年と比べて59万5000人の減少となり、13年連続で減少した。このうち日本人は1億2119万3000人で、同83万7000人の減少。12年連続で減少幅が拡大している。
出産・死亡による自然増減(出生児数-死亡者数)は83万7000人の減少で17年連続の減少。減少幅も拡大した。入出国による社会増減(入国者数-出国者数)は、日本人が2000人、外国人が24万人の増加。日本人は3年ぶり、外国人は2年連続の増加となった。技能実習などで入国する外国人の増加が際立つ。
年齢別では、15歳未満は1417万3000人で、同32万9000人の減少。割合は0.2ポイント低下の11.4%で過去最低となった。労働人口である15~64歳は7395万2000人で、同25万6000人の減少。割合は過去最低だった前年と比べて0.1ポイント上昇し、59.5%となった。65歳以上は3622万7000人、75歳以上は2007万8000人で、いずれも過去最高となっている。
人口増加は東京都のみ
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