細田工務店(東京都杉並区)はこのほど、本社内に「杉並区空家等利活用相談窓口」を開設した。
空き家に関する悩みを解決するために設置された同相談窓口は、杉並区と同社が協働で運営。昨年4月に改訂した杉並区空家等対策計画に基づき、住宅都市としての価値をさらに高め、暮らしやすく良好な住環境の実現を図る取り組みのひとつとなっている。杉並区が、区内の空き家などの利活用促進を民間事業者と協働で行うため実施した「杉並区空家等利活用相談窓口業務公募型プロポーザル」において、同社が選定事業者となり、協定を締結。協定の期間は、2024年4月1日から2029年3月31日までの5年間。
相談窓口では、建築士、弁護士、司法書士、税理士などの専門家と連携・協力して、区内の空き家の相続、賃貸、改修、売却などの相談に対し、ワンストップで利活用に関する助言・提案を行う。また、地域貢献施設としての活用提案や区内で事業活動の場を求めている事業者とのマッチング提案なども行っていく。
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