東日本不動産流通機構(東日本レインズ、東京都千代田区)は4月10日、首都圏(1都3県)の3月の不動産流通市場の動向を発表した。
首都圏の中古戸建ての成約件数は1349件(前年同月比13.7%増)の2ケタ増となり、4カ月連続で前年同月を上回った。横浜・川崎市以外で前年比プラスとなり、多摩と千葉県は4カ月連続で増加した。成約価格は4137万円(同5.7%増)で、2カ月連続前年同月を上回った。埼玉県と神奈川県他以外の地域で前年比プラスとなり、横浜・川崎市と多摩は2ケタ上昇となった。土地面積(同5.8%増)は3カ月ぶり、建物面積(同2.0%増)は4カ月ぶりに前年同月を上回った。
首都圏の中古マンションの成約件数は3810件(前年同月比10.7%増)の2ケタ増となり、10カ月連続で前年同月を上回った。すべての地域が前年比で増加し、東京都区部は10カ月連続前年同月超えとなった。成約㎡単価は75.88万円(同8.7%増)で、47カ月連続で上昇。埼玉県のみ前年比マイナスとなり、東京都区部は47カ月連続、横浜・川崎市と多摩は9カ月連続、神奈川県他は6カ月連続で前年同月を上回った。成約価格は4821万円(同8.6%増)で、46カ月連続で前年同月を上回った。専有面積は63.54㎡(同0.1%減)だった。
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