国土交通省は4月1日、2024年度国土交通省関係予算を発表した。配分対象総額は、前年度とほぼ同額の7兆5743億9700万円。「国民の安全・安心の確保」「持続的な経済成長の実現」「個性をいかした地域づくりと分散型国づくり」を3本柱として掲げている。
事業別配分額(直轄・自治体補助)では、住宅対策に3488億5200万円、市街地整備に3263億6500万円、道路環境整備に5528億4100万円を配分する。また、厚生労働省から移管された水道行政に関する項目では、従来の区分「水道」「下水道」に「上下水道」を加え、57億7700万円を配分した。
住宅関連では、地域における総合的な防災・減災対策事業(防災・安全交付金)として、大阪府門真市への支援などを行う。老朽建築物密集地区での延焼遮断帯の形成や避難路・避難地の確保などを実施し、安全な市街地の形成を図る。
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