LIXIL(東京都品川区)は、セメントとパルプをベースに、竹・籾殻の炭、鉱石など自然由来の素材を使った窯業系の新素材「textone(テクストーン)」を開発した。
素材そのものの風合いを表現するため、LIXILの技術者とデザイナーが構想段階から協議を重ね、自然素材の素朴な風合いとマットな質感を実現。さまざまな素材を均一に混ぜて加圧成形する独自技術により、高い耐久性と無塗装の意匠、中身の詰まった”カタマリ感”のある仕上がりを両立させた。
コンクリートやタイルに比べて重量は半分。割れにくく、木材同等の加工性をもつという。
「textone」を使用した製品第1弾として「機能門柱FK」を3月1日に発売。従来の窯業材にはない質感、軽量性、加工性を実現した。
4月11日〜12日に幕張メッセで開催されるエクステリアの展示会「EXG EXHIBITION 2024」に出展し、「textone」と「機能門柱FK」を展示する。
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