木板張り外壁や軒天スギ板張り+母屋あらわしの屋根など、木材の質感を生かした外装を工夫したい。一方でコストと性能、耐久性が気になる。複数の要求を成立させる工法や納まりのポイントについて菅沼悟朗(菅沼建築設計)氏に取材。Q&A方式でまとめた。
取材協力:菅沼 悟朗(菅沼建築設計)
Q.廉価で長持ちして見た目もよい屋根の仕様は?
A.ガルバリウム鋼板の嵌合式立平葺きで仕上げ軒天にスギ板を張って母屋をあらわしにする
ケンジ 屋根は軽量で高耐候のガルバリウム鋼板の嵌合式立平葺きだ。施工精度がよく、接合部の水密性が高いのがポイントだな。製品価格は高めだけど施工性がいいから総合的にはコストアップにはならない。
→下葺き材との組み合わせで50年はもつと判断している
松太郎 下葺き材は不織布を基材とした改質アスファルトルーフィングが多いね。強風であおられても・・・
この記事の続きは、『新建ハウジング別冊・月刊アーキテクトビルダー4月号(2024年3月30日発行)木造再点検[超]そもそもQA』(P.98~)でご覧ください。
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