木造住宅の耐久性を大きく左右する外装材。材料そのものの耐候性と主要な劣化要因について、エーシャギーの安達智氏と菅沼建築設計の菅沼悟朗氏に取材。Q&A方式でまとめた。
取材協力:安達 智(エーシャギー)、菅沼 悟朗(菅沼建築設計)
Q.コロニアル屋根はどのくらいもつの?長持ちのポイントは?
A.材料自体は30年もつ。施工時の割れと塗替え時に材料の隙間をふさぐことに注意
ケンジ この材料はアスベストが補強繊維のときは割れにくく、粘りがあり、長持ちした。繊維を変えて一時は性能低下したようだ。改良を重ねて最近は品質が向上。アスベスト製品には劣るが、30年はもつよ。
なお同材は積雪1m以上の地域では使用不可。融雪時に材料が吸水・凍結すると屋根材を傷めるため
松太郎 屋根材のなかで最も安価な分、手の荒い職人もいる。留め時の割れや踏み割れに注意。表面には現れないので管理では分からない。また・・・
この記事の続きは、『新建ハウジング別冊・月刊アーキテクトビルダー4月号(2024年3月30日発行)木造再点検[超]そもそもQA』(P.87~)でご覧ください。
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