木造住宅の耐久性を大きく左右する外装材。材料そのものの耐候性と主要な劣化要因について、エーシャギーの安達智氏と菅沼建築設計の菅沼悟朗氏に取材。Q&A方式でまとめた。
取材協力:安達 智(エーシャギー)、菅沼 悟朗(菅沼建築設計)
Q.雨漏りを起こしやすい部位や納まりは?
A.緩勾配の屋根は雨水が逆に流れて漏水することがある。谷は大雨時に雨漏りしやすい
ケンジ 最近は下葺き材の性能が高いから単純な屋根形状だと雨漏りは起こりにくいな。でも緩勾配は要注意だ。屋根材ごとに定められた勾配より緩くなると、軒先方向に雨水が流れずに雨漏りの原因となるよ。
→このほか毛細管現象によって浸水するケースもある
松太郎 屋根形状が多少複雑になると谷ができる。この部分は今も昔も漏水の弱点となりやすい。大雨の際にオーバーフローすると・・・
この記事の続きは、『新建ハウジング別冊・月刊アーキテクトビルダー4月号(2024年3月30日発行)木造再点検[超]そもそもQA』(P.84~)でご覧ください。
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