木造住宅の耐久性を大きく左右する外装材。材料そのものの耐候性と主要な劣化要因について、エーシャギーの安達智氏と菅沼建築設計の菅沼悟朗氏に取材。Q&A方式でまとめた。
取材協力:安達 智(エーシャギー)、菅沼 悟朗(菅沼建築設計)
Q.屋根の下葺き材はどのくらい長持ちするの?
A.一般的な改質アスファルトルーフィングを正しく施工すれば40年以上はもつ
ケンジ 主流の改質アスファルトルーフィングは不燃布にポリマーやアスファルトを染み込ませた材料。メーカーによる耐用年数は30年。釘穴を埋めて止水するため、50年以上もつ事例も少なくない。
→表面にバリア層を設けた田島ルーフィングの「マスタールーフ」は耐用年数60年
松太郎 ルーフィングは劣化しづらい材料だが、長期間使用するうちに熱と酸素によりアスファルトが脆くなり、剥がれていく。施工精度が悪いと・・・
この記事の続きは、『新建ハウジング別冊・月刊アーキテクトビルダー4月号(2024年3月30日発行)木造再点検[超]そもそもQA』(P.82~)でご覧ください。
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