木造住宅の耐久性を大きく左右する外装材。材料そのものの耐候性と主要な劣化要因について、エーシャギーの安達智氏と菅沼建築設計の菅沼悟朗氏に取材。Q&A方式でまとめた。
取材協力:安達 智(エーシャギー)、菅沼 悟朗(菅沼建築設計)
Q.金属サイディングそのものはどのくらい長持ちするの?
A.強固なめっき層の上に高耐候性塗装を施しているため一般的な環境だと50年はもつ
ケンジ 原材料はガルバリウム鋼板(55%アルミ・亜鉛合金メッキ鋼板)のほか、めっきにマグネシウムを添加した超耐候のSGL鋼板を上位品に採用。めっきは厚みで性能が変わるためAZ150(めっき厚54μm)が目安だ。
→長期優良住宅の金属外壁にはAZ150が規定されている
松太郎 この材料はめっきが強固で吸水性もなくシーリングが露出しないため、一般的な環境で50年はもつ。弱点は・・・
この記事の続きは、『新建ハウジング別冊・月刊アーキテクトビルダー4月号(2024年3月30日発行)木造再点検[超]そもそもQA』(P.79~)でご覧ください。
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