木造住宅の耐久性を大きく左右する外装材。材料そのものの耐候性と主要な劣化要因について、エーシャギーの安達智氏と菅沼建築設計の菅沼悟朗氏に取材。Q&A方式でまとめた。
取材協力:安達 智(エーシャギー)、菅沼 悟朗(菅沼建築設計)
Q.窯業系サイディングの割れはなぜ起こるの?
A.正しい施工方法が周知されておらず、我流で工事している施工会社があるため
ケンジ 14㎜厚品は釘留めになる。取り付けの際、ネイルガンの空気圧が強すぎると割れる。本来、一発目は3㎜浮かせて打ち、その後に釘締めで平らにする。手間を惜しんで一発で仕上げると割れるよ。
→そもそもメーカーはネイルガンの使用を推奨していない
松太郎 躯体精度が悪い場合もある。面内方向に反った胴縁に材料を押し付けて留めて割れることも。施工要領書に大抵の注意点は書いてあるけど・・・
この記事の続きは、『新建ハウジング別冊・月刊アーキテクトビルダー4月号(2024年3月30日発行)木造再点検[超]そもそもQA』(P.76~)でご覧ください。
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