住宅の光熱費や木造住宅の耐久性を大きく左右する断熱気密性能。これらの経年変化と、耐久性に与える影響について北海道大学教授の森太郎氏とシー・アイ・エス計画研究所の服部倫史氏、INDIの東出憲明氏に取材。Q&A方式でまとめた。
取材協力:森 太郎(北海道大学教授)、服部 倫史(シー・アイ・エス計画研究所)、東出 憲明(INDI)
Q.長期間性能を保つにはどんな維持管理をすればいいの?
A.5年点検で想定できる劣化部位を計画的に交換 リフォームは断熱・気密・換気のバランスに配慮
ケンジ 劣化には予定できる経年劣化と雨漏りや結露など思いがけない劣化がある。前者は5年ごとに点検して適宜交換すればいい。それにより雨漏りや結露も減らせるしな。雨漏りや劣化が生じた後だと診断や補修の難易度が高まる。
→診断を誤ると補修できないどころか性能や耐久性を損なうことになる
松太郎 住宅には生活改善を含めたリフォームが付き物。その際には断熱と気密、換気のバランスを保つことが大事。部分的なリフォームによりバランスが崩れて・・・
この記事の続きは、『新建ハウジング別冊・月刊アーキテクトビルダー4月号(2024年3月30日発行)木造再点検[超]そもそもQA』(P.72~)でご覧ください。
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